八重咲の紅梅が咲き始めました。
いこいの森公園の広い空で、紅い色が鮮やかに映えています。

咲いているのはまだ数輪ですが、ふくらんだ丸いつぼみがあちこちに。

早春に咲くコブシは、毛に包まれたふわふわのつぼみです。
開花まであと少し、楽しみですね。

あずまやの周りで、小さな土の山を発見。
これはモグラ塚。地面の中をモグラが掘り進むときにできたものです。
冬は草が枯れて見つけやすくなります。

日々ほころぶ花と一緒に、モグラ塚も探してみてください。
もこもこ盛り上がる瞬間に出会えるかも?!
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1月6日、ふわりふわりと降り出した雪。
あっという間に勢いを増し、いこいの森公園の原っぱは真っ白に!

雪をよく見みてみると、小さな雪の結晶が見えました!
下の写真の、真ん中より少し下あたりをご覧ください。
花の形をしています!他にも六角形や針の形があちこちに。

雑木林の道も、別世界のようでした。

翌朝は快晴!
耳をすますと、溶けて流れ落ちるしずくの音がきこえます。

ベンチに座っている小さな雪だるまを発見♪

午後には、原っぱの雪はすっかり溶けて、太陽の暖かさを実感しました。

ボール広場の角にあるカンザクラ、日々つぼみがほころんで、もう開花しそうです!

冬の青空に咲く桜を待ちながら、散策を楽しみたいですね。
日かげの雪は凍っていて、溶けるにはまだもう少し時間がかかりそうです。
足元にはお気を付けて。
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12月21日に、谷戸せせらぎ公園の自由池でかいぼりを実施しました。
池の水を抜いたあとは、いよいよ調査のため生き物の捕獲!
その他、ポイ捨てされたゴミなどの回収と
池に増えすぎていた植物「ガマ」の根っこも部分的に除去しました。

捕獲した生きものたちは、専門のスタッフが種類ごとに仕分けを行います!

仕分けした生きものは、水槽に展示!

さらに、近隣の小学校や保育園の子どもたちに、
見つかった生きものやかいぼりについて、レクチャーを行いました。
子どもたちはみんな解説に夢中になっていました!


今回見つかった生きものは、ギンブナ、モツゴ、メダカといった魚類のほか、
過去に行った調査では見つからなかったトンボ(クロスジギンヤンマ)のヤゴが確認できました。
季節を通して他にも、トンボが多く飛来し生息している可能性があります。
今後が楽しみです!



今回のかいぼりの成果については、
情報をまとめた掲示を谷戸せせらぎ公園内に設置する予定です。お楽しみに!
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かいぼりとは?
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かいぼりとは、日本の伝統的なため池の管理方法のことです。
稲作を終えた秋季から冬季にかけて、池の水を抜いて様々な作業を行います。
農業で使う大切な水を維持することが、一番の目的です。
しかし最近、都市部、公園、神社、お寺などの池では、かいぼりを実施する目的が変わってきています。
生態系や景観の回復のための切り札として行われるようになってきたのです。
詳しくは、こちらをご覧ください!
かいぼり本舗 – 楽しく、正しいかいぼりの情報サイト (kaibori.info)
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