西東京いこいの森公園と周辺の市立公園ブログ

2020年5月19日家で公園を楽しもう! 桜の実

夏のような日差しを浴びて緑が一段と濃くなりました。

鳥に大人気の桜の実をご紹介します。お家でゆっくりお楽しみください。

 

早咲きの桜は、他の桜より一足早く実が熟します。

カワヅザクラを見上げると、広がった枝全体に実がなっています。

はじめは黄色で少しずつ赤くなり、熟すと黒みがかった色に。

20200512カワヅザクラ実黒赤up

 

こちらはオオカンザクラ。

実の色が3色、緑も入れると4色。カラフルですね!

20200512オオカンザクラ実アップ

熟した実には、ヒヨドリやムクドリ、黄緑色のワカケホセイインコもやってきます。

ヒヨドリは大群のワカケホセイインコを警戒して、なかなか食べられません。

ガンバレ、ヒヨドリ!

20200514オオカンザクラ実ヒヨドリ

 

3月下旬に咲くソメイヨシノの実は、早咲きの桜の実が落ちる頃に色づき始めます。

20200512ソメイヨシノ実

実の付き方の違いが面白いですね。

緑のなかに、花のときには気付かなかった発見があります。

みずみずしい実りを眺めながら、しっかり水分補給を!

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2020年5月14日家で公園を楽しもう! 緑から白へ

白い花が爽やかなヤマボウシの花をご紹介します。

いこいの森公園にすむ妖精の花も登場します。お家でゆっくりお楽しみください。

 

ヤマボウシは、ハナミズキと花のつくりがとても似ています。

白い四枚は花びらではなく、総苞(そうほう)といって、葉が変化したもの。

中心の丸い部分に集まっているのが花です。

 

開き始めの様子は、少し違っています。

ハナミズキは閉じて丸い形ですが、

ヤマボウシは、総苞(そうほう)を開いて、淡い緑色でシャープな印象です。

20200507ヤマボウシまだ緑で細い

だんだんと大きくなり、真っ白に!

ヤマボウシの中心に近づいて見ると、小さな黄緑色の花が開いています。

20180516ヤマボウシ花アップ

咲きそろうと、緑の葉の上に白いじゅうたんのよう!

枝の上に咲くのも、ハナミズキに似ていますね。

20180516ヤマボウシ花

 

いこいの森公園には、ハンカチノキがあります。

いこいの森にすんでいる妖精「いこいーなちゃん」の帽子についているのが、ハンカチノキの花です。

ハンカチノキも、ヤマボウシやハナミズキと同じなかまです。

中心にある花のつぼみは、色も形もずいぶん違いますね。

20180408ハンカチノキ花

咲き始めは、ヤマボウシと同じく淡い緑色で、

総苞(そうほう)が、花びらではなく葉であることを実感できます。

20180416ハンカチノキup

中心の花の変化も面白いですね!

20200507ヤマボウシ花と空

ヤマボウシのように上を向いて太陽を浴びて、

ハンカチノキのように力を抜いて風にゆらゆら。

せっかくのお散歩。木々を見ながら楽しみましょう!

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2020年5月9日家で公園を楽しもう! 枝の上には

木々の若葉が美しい季節になりました。今回は、花や葉を支えている枝を眺めてみます。

お家でゆっくりお楽しみください。

 

ニシキギは、秋の紅葉が美しい低木。

花は小さくて黄緑色。たくさん咲いて華やぎを添えています。

1_20170503ニシキギ流れ南花up

枝の両側には、平たい板のようなものが見られます。

翼(よく)と呼ばれ、ニシキギの特徴の一つ。不思議な形ですね。

冬には葉が落ちるので簡単に見つけられます。

2_20200503ニシキギ翼

 

大きな丸い葉の下に房状の花をつけるハクウンボク。

白い花に雄しべの黄色が優しい色合いです。

3_20200503ハクウンボク花

ハクウンボクの枝は、伸びて2年目に皮がはがれます。

太い枝から出ている細い枝、どちらも皮がめくれています。

4_20200503ハクウンボク枝の皮up

上の枝に何かいるような…

小さなカエルを発見!

体を丸めて目をつぶって寝ているようです。

強い風でも日差しでも、大きな葉は心強い屋根ですね。

5_20200503ニホンアマガエルアップ

ニホンアマガエルは、水辺近くの草地や木の上に生息し、雨が降る頃に鳴き声をきくことができます。

思いがけない小さな出会いに感謝!

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