雨が降ったり暑くなったり忙しい気候。植物には恵みの雨と太陽!
初夏に元気な赤い実をご紹介します。家でゆっくりお楽しみください。
ヘビイチゴの花は、花びらも雄しべも黄色。
真っ赤な種がいっぱい付いた、真ん丸な実がなります。
赤い実の隣にあるのは、つぼみ?
開き始めて見えたのは赤い実!
ヘビイチゴは、萼(がく)が内側と外側に付いています。
外側の萼(がく)は、葉に似た切れこみが入っています。
内側の額は花のつぼみや実を包んで守っているようです。
一面に実るヘビイチゴ。地面の上を茎が横に伸びて、根を出して増えていくためです。
茎をのばして、ほふく前進!
久しぶりのお散歩で、しっかり地面を感じたいですね。
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夏のような日差しを浴びて緑が一段と濃くなりました。
鳥に大人気の桜の実をご紹介します。お家でゆっくりお楽しみください。
早咲きの桜は、他の桜より一足早く実が熟します。
カワヅザクラを見上げると、広がった枝全体に実がなっています。
はじめは黄色で少しずつ赤くなり、熟すと黒みがかった色に。
こちらはオオカンザクラ。
実の色が3色、緑も入れると4色。カラフルですね!
熟した実には、ヒヨドリやムクドリ、黄緑色のワカケホセイインコもやってきます。
ヒヨドリは大群のワカケホセイインコを警戒して、なかなか食べられません。
ガンバレ、ヒヨドリ!
3月下旬に咲くソメイヨシノの実は、早咲きの桜の実が落ちる頃に色づき始めます。
実の付き方の違いが面白いですね。
緑のなかに、花のときには気付かなかった発見があります。
みずみずしい実りを眺めながら、しっかり水分補給を!
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白い花が爽やかなヤマボウシの花をご紹介します。
いこいの森公園にすむ妖精の花も登場します。お家でゆっくりお楽しみください。
ヤマボウシは、ハナミズキと花のつくりがとても似ています。
白い四枚は花びらではなく、総苞(そうほう)といって、葉が変化したもの。
中心の丸い部分に集まっているのが花です。
開き始めの様子は、少し違っています。
ハナミズキは閉じて丸い形ですが、
ヤマボウシは、総苞(そうほう)を開いて、淡い緑色でシャープな印象です。
だんだんと大きくなり、真っ白に!
ヤマボウシの中心に近づいて見ると、小さな黄緑色の花が開いています。
咲きそろうと、緑の葉の上に白いじゅうたんのよう!
枝の上に咲くのも、ハナミズキに似ていますね。
いこいの森公園には、ハンカチノキがあります。
いこいの森にすんでいる妖精「いこいーなちゃん」の帽子についているのが、ハンカチノキの花です。
ハンカチノキも、ヤマボウシやハナミズキと同じなかまです。
中心にある花のつぼみは、色も形もずいぶん違いますね。
咲き始めは、ヤマボウシと同じく淡い緑色で、
総苞(そうほう)が、花びらではなく葉であることを実感できます。
中心の花の変化も面白いですね!
ヤマボウシのように上を向いて太陽を浴びて、
ハンカチノキのように力を抜いて風にゆらゆら。
せっかくのお散歩。木々を見ながら楽しみましょう!
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