猛烈に暑い夏になり、花は少なくなりましたが、虫たちは集まっています。
ビオトープ池では、7月に咲き始めたミソハギがまだ咲いていて、黄色い羽がきれいなキタキチョウが来ていました。
ヤマハギもまだ咲いていて、花に集まるマメコガネがたくさん見られます。
園路沿い各所、ビオトープ池周辺にあります。
南側園路沿いの草むらでは、小さなピンクの花のキツネノマゴが花盛り。
どこにでもある草で、シジミチョウのなかまや、写真のキオビツチバチなどの虫たちがよく来ます。
花がなくても虫に出会える場所があります。
ビオトープ池にいるトンボは、目が青く、尾の先が濃い青のシオカラトンボの雄。
忙しそうに飛んでいて、なかなかな止まらないコシアキトンボ。
雑木林では、樹液を求めて虫たちがやってきます。
こちらは、キタテハ。
タテハチョウのなかまは、羽の端がギザギザしています。
ルリタテハは、縦に青い模様がきれいです。
羽のギザギザはキタテハと似ていますね。
裏は地味ですが、表は青くきれいなムラサキシジミ。
日差しの届かない林のなかで出会うと、羽の青さに目を引かれます。
樹液にはスズメバチもやってきます。観察するときは、十分お気を付けください。
暑い時期でも虫たちは元気です!
熱中症に気をつけて、花や虫たちを探して夏を楽しみましょう。
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夏本番!セミの声もにぎやかになってきました。
そこで、今回の「20分おさんぽラリー♪」は、「ニイニイゼミ」です!
ニイニイゼミは、他のセミより早く、梅雨のころから鳴き始め、
「チィーー、ニィーー」と音程を変えながら長く鳴きます。
小さくて、体も羽も樹皮に模様がそっくりなニイニイゼミ。
見つからないときは、ぬけがら探しを楽しみましょう。
ニイニイゼミのぬけがらは、泥がついているのが特徴です。
ほかのセミと、ぬけがらや成体の羽の色などを比べてみてくださいね!
20分おさんぽラリーとは、公園やおうちのまわりをお散歩しながら、
いろいろな生きものを観察し、身近な自然を感じていただくラリーです。
毎月トライして、自分だけの図鑑を作ってみませんか?
準備ができたら、さぁ出発!!
【楽しみかたは こちらから↓↓】
①A4の用紙に印刷して半分に折ります。持って行っても、覚えて出かけてもOK!
②時間は1回20分!見つからなかったら、歩くルートを変えて別の日にトライ!
③家に帰ったら、フィールドノートに、見つけた日にちや場所を記入します。
思い出す時間も楽しみましょう♪
【印刷用データはこちらから↓↓】
①20分おさんぽラリー「表紙」
②20分さんぽラリーvol.4ニイニイゼミ
③20分おさんぽラリー「楽しみかた」
☆周囲の安全に気を付けてお楽しみください。
☆見つからないときは無理せず次のラリーへ。覚えておけば、きっといつか出会えます!
☆図鑑は、見つけることをメインに作っています。詳しい情報は、
図鑑やインターネットで調べてみてください。また、新しい発見があるはず!
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梅雨も夏が近くなり蒸し暑い陽気です。
どんぐりは秋に落ちますが、今は小さな赤ちゃんです。
どんな様子か、いこいの森で見られるどんぐりを写真でご紹介します。
雑木林にある落葉樹のコナラのどんぐりです。
葉のつけ根にどんぐりの赤ちゃんが見られます。少しだけ、どんぐりが顔を出しています。
同じ雑木林にある落葉樹のクヌギのどんぐりです。
大きいですが、どんぐりのまわりが毛に覆われています。
これは常緑樹のシラカシのどんぐりです。
まだ小さくどんぐりはほとんど見えません。
これも常緑樹のアラカシのどんぐりです。
シラカシと似ていますが、どんぐりが少し顔を出しています。
駐輪場奥のシイノキの実です。
たくさん実がついていますが、他のどんぐりと違い全体がゴツゴツした皮で覆われています。
常緑樹のマテバシイのどんぐりです。
他のどんぐりより大きくなっていて、普通のどんぐりのように見えますが、これからもう少し大きくなります。
いこいの森公園には、この6種類のどんぐりがあります。
ときには木を眺めて、葉陰の小さなどんぐりの赤ちゃんを見つけてみませんか。
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