寒い冬。あまり昆虫の姿は見られなくなりました。
活発に活動していた虫たちはいったいどこへいったんでしょうか。
こちらはエノキの大木の根元です。よく見てみると・・・
落ち葉がたくさんたまっています。広がる木の根が風除けとなっているようです。
この落ち葉をゴソゴソと探してみると・・・
見つかりました!ゴマダラチョウの幼虫です。
正面から顔を見ると、コアラのような、かわいらしい見た目です。
冬の間は、エノキの葉にくっついて、落ち葉ベッドの中で過ごします。
別の場所では、緑色のクモ。ワカバグモです。
色んな虫たちが、葉っぱにくっついて冬を越しているんですね。
見えないところで、実はいろんないきものが暮らしています。
意識してみたら、公園の過ごし方が変わってくるかも!
※昆虫を観察した後は、そっと同じところに戻してくださいね。
元通りにしてあげないと、うまく冬が越せません。
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八重咲の紅梅が咲き始めました。
いこいの森公園の広い空で、紅い色が鮮やかに映えています。
咲いているのはまだ数輪ですが、ふくらんだ丸いつぼみがあちこちに。
早春に咲くコブシは、毛に包まれたふわふわのつぼみです。
開花まであと少し、楽しみですね。
あずまやの周りで、小さな土の山を発見。
これはモグラ塚。地面の中をモグラが掘り進むときにできたものです。
冬は草が枯れて見つけやすくなります。
日々ほころぶ花と一緒に、モグラ塚も探してみてください。
もこもこ盛り上がる瞬間に出会えるかも?!
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1月6日、ふわりふわりと降り出した雪。
あっという間に勢いを増し、いこいの森公園の原っぱは真っ白に!
雪をよく見みてみると、小さな雪の結晶が見えました!
下の写真の、真ん中より少し下あたりをご覧ください。
花の形をしています!他にも六角形や針の形があちこちに。
雑木林の道も、別世界のようでした。
翌朝は快晴!
耳をすますと、溶けて流れ落ちるしずくの音がきこえます。
ベンチに座っている小さな雪だるまを発見♪
午後には、原っぱの雪はすっかり溶けて、太陽の暖かさを実感しました。
ボール広場の角にあるカンザクラ、日々つぼみがほころんで、もう開花しそうです!
冬の青空に咲く桜を待ちながら、散策を楽しみたいですね。
日かげの雪は凍っていて、溶けるにはまだもう少し時間がかかりそうです。
足元にはお気を付けて。
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