街路でも歌でもおなじみのハナミズキをご紹介します。
西東京市の市の木の一つです。お家でゆっくりお楽しみください。
代表的な白い色のハナミズキ。
若葉の緑と白のコントラストが爽やかです。
薄紅色と歌われたハナミズキは優しい雰囲気。
実は、白や紅の花びらに見える部分は花ではなく、
総苞(そうほう)といって、花の基に付く葉が変化したもの。
ハナミズキは咲き方も個性的。
開く前は上部がしっかりくっついています。
少しふくらん見えてきた真ん中の緑色の部分が花です。
総苞(そうほう)が、花のつぼみを包んで守っています。
つながっていた部分が離れて開きました。
手を上げて、OK!と言っているみたい。
四枚が全部きれいに開きました。
先端が茶色いのは、枯れているのではなく、つなぎ目なのですね。
満開のハナミズキに近づいて見ると、小さな黄緑色の花たくさん!
つぼみを大切に守っているハナミズキのように、
OK!となるまで、大切な命と暮らしを守りたいですね。
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多彩なツツジの花シリーズ3回目は、野趣あふれるツツジをご紹介します。
ヤマツツジは日本に自生する種類。
園芸用に改良されていますが、山の趣を感じます。
ミツバツツジも自生する種類で、葉が枝の先に3枚付くのが特徴。
芽吹きのときは、3枚がそろって上に伸びます。
毎年、雑木林に溶け込むように静かに咲いています。
こちらの花はセイヨウシャクナゲ。
ツツジではありませんが、花を一輪ずつ見ると…そっくり!
シャクナゲは、植物の分類ではツツジのなかま。
花の付き方、葉の形で、ずいぶん印象が違いますね。
シャクナゲも日本の山に自生していますが、公園で見かけるのは華やかな品種が多いようです。
久しぶりに図鑑をしっかり開いたら、たくさんのツツジのなかまを発見!
家のなかでも発見を楽しみたいですね!
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多彩なツツジの花を3回に分けてご紹介。2回目は大輪のツツジです。
お家でゆっくりお楽しみください。
見たことある!という方も多いと思います。
この花は、オオムラサキツツジ。
大きな花が咲きそろうと、迫力満点です。
色違いの大輪のツツジ。ピンクも白も、とても華やかです。
白い花には黄緑色の斑点があり、白の爽やかさを引き立てています。
大きくて華やかな花のパワーが皆さんに届きますように!
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