白い花が爽やかなヤマボウシの花をご紹介します。
いこいの森公園にすむ妖精の花も登場します。お家でゆっくりお楽しみください。
ヤマボウシは、ハナミズキと花のつくりがとても似ています。
白い四枚は花びらではなく、総苞(そうほう)といって、葉が変化したもの。
中心の丸い部分に集まっているのが花です。
開き始めの様子は、少し違っています。
ハナミズキは閉じて丸い形ですが、
ヤマボウシは、総苞(そうほう)を開いて、淡い緑色でシャープな印象です。
だんだんと大きくなり、真っ白に!
ヤマボウシの中心に近づいて見ると、小さな黄緑色の花が開いています。
咲きそろうと、緑の葉の上に白いじゅうたんのよう!
枝の上に咲くのも、ハナミズキに似ていますね。
いこいの森公園には、ハンカチノキがあります。
いこいの森にすんでいる妖精「いこいーなちゃん」の帽子についているのが、ハンカチノキの花です。
ハンカチノキも、ヤマボウシやハナミズキと同じなかまです。
中心にある花のつぼみは、色も形もずいぶん違いますね。
咲き始めは、ヤマボウシと同じく淡い緑色で、
総苞(そうほう)が、花びらではなく葉であることを実感できます。
中心の花の変化も面白いですね!
ヤマボウシのように上を向いて太陽を浴びて、
ハンカチノキのように力を抜いて風にゆらゆら。
せっかくのお散歩。木々を見ながら楽しみましょう!
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木々の若葉が美しい季節になりました。今回は、花や葉を支えている枝を眺めてみます。
お家でゆっくりお楽しみください。
ニシキギは、秋の紅葉が美しい低木。
花は小さくて黄緑色。たくさん咲いて華やぎを添えています。
枝の両側には、平たい板のようなものが見られます。
翼(よく)と呼ばれ、ニシキギの特徴の一つ。不思議な形ですね。
冬には葉が落ちるので簡単に見つけられます。
大きな丸い葉の下に房状の花をつけるハクウンボク。
白い花に雄しべの黄色が優しい色合いです。
ハクウンボクの枝は、伸びて2年目に皮がはがれます。
太い枝から出ている細い枝、どちらも皮がめくれています。
上の枝に何かいるような…
小さなカエルを発見!
体を丸めて目をつぶって寝ているようです。
強い風でも日差しでも、大きな葉は心強い屋根ですね。
ニホンアマガエルは、水辺近くの草地や木の上に生息し、雨が降る頃に鳴き声をきくことができます。
思いがけない小さな出会いに感謝!
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ハーブガーデンから、ぐんぐん伸びはじめたハーブをご紹介します。
お料理好きの方にはお馴染みのハーブも。お家でゆっくりお楽しみください。
元気に新芽を出したレモンバーム。
葉に触れるとレモンの香りがします。果実ではなく葉っぱから…不思議ですね。
かわいい白い花はワイルドストロベリー。
とても小さいけれど、熟した実は、大きなイチゴに負けないくらいよい香りがします。
セージはお料理でよく登場するハーブ。
シルバーの葉が一般的ですが、こちらは紫色の葉の品種。
白いストックと一緒にガーデンを彩っています。
フカフカした葉っぱを発見!
ラムズイヤーという名前のハーブで、すっきりとした香りがします。
葉の形と柔らかい毛が子羊の耳にそっくりです。
ハーブガーデンは、西東京花の会さんが、土作りからガーデンのデザイン、お手入れまでされています。
ハーブの香りとぐんぐん伸びる力強さ、日々の生活に取り入れたいですね。
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