緑が輝き、生きものが元気に活動する季節。
池の近くのエゴノキで、三つならんだ「落とし文」を発見。
葉がきれいに巻かれて風にゆれています。
手紙(文、ふみ)に見立てて「落とし文」と呼ばれています。
作ったのは、エゴツルクビオトシブミという首の長い小さな虫。
卵のためのゆりかごです。
よく見ると、葉の一部を切って、上手に巻き込んであります。
エゴツルクビオトシブミは、落とさない「落とし文」を作るので、
木々を眺めながらゆっくりと探すことができます。
いこいの森公園では、雑木林と池側の園路沿いにエゴノキが多くあります。
パークセンター前ではイトトンボを見つけました!
一瞬の出会いでしたが、本当に糸のように細く、鮮やかな水色が印象的。
緑のなかを歩くと小さな生きものに出会える季節。
ときどき立ち止まって、草や木や生きものとの出会いを楽しみたいですね!
カテゴリー:自然情報|西東京いこいの森公園