秋分の日が過ぎてやっと暑さが和らぎ、秋めいてきました。
いこいの森公園でも秋の花が咲き始め、木の実も色づいてきました。
ヒガンバナが咲き始め、赤い色がとても鮮やかです。
10株ほどが点々と園内各所で花をつけていて、秋の訪れを感じます。
春だけでなく秋にも咲く、二季咲きの桜の花が咲いています。
5枚の花びらで淡いピンクから白い色の花は、フユザクラです。
いつもは10月頃から少しずつ咲きますが、今年はすでに木全体に花が咲いています。
別の種類の桜、ジュウガツザクラの花もたくさん咲いています。
花びらが10枚くらいの八重咲きの桜です。
白い花が多く見られますが、ピンクの花も混ざって咲いています。
雑木林では、淡い紫色の小さな花がたくさんついたツルボの花が咲いています。
大きな群落はないので、木の根元まわりを探すと見つけやすいです。
花だけでなく、木の実も色づいてきました。
こぶ状に大きくなったコブシの実が割れて、中から赤い種子が出てきていました。
これから秋が深まると、どんぐりや様々な木の実が見られるようになります。
過ごしやすくなり、のんびりと植物を見るのにはよい季節ですね。
小さな秋の訪れを探しながら歩いてみませんか。
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