白い花が爽やかなヤマボウシの花をご紹介します。
いこいの森公園にすむ妖精の花も登場します。お家でゆっくりお楽しみください。
ヤマボウシは、ハナミズキと花のつくりがとても似ています。
白い四枚は花びらではなく、総苞(そうほう)といって、葉が変化したもの。
中心の丸い部分に集まっているのが花です。
開き始めの様子は、少し違っています。
ハナミズキは閉じて丸い形ですが、
ヤマボウシは、総苞(そうほう)を開いて、淡い緑色でシャープな印象です。
だんだんと大きくなり、真っ白に!
ヤマボウシの中心に近づいて見ると、小さな黄緑色の花が開いています。
咲きそろうと、緑の葉の上に白いじゅうたんのよう!
枝の上に咲くのも、ハナミズキに似ていますね。
いこいの森公園には、ハンカチノキがあります。
いこいの森にすんでいる妖精「いこいーなちゃん」の帽子についているのが、ハンカチノキの花です。
ハンカチノキも、ヤマボウシやハナミズキと同じなかまです。
中心にある花のつぼみは、色も形もずいぶん違いますね。
咲き始めは、ヤマボウシと同じく淡い緑色で、
総苞(そうほう)が、花びらではなく葉であることを実感できます。
中心の花の変化も面白いですね!
ヤマボウシのように上を向いて太陽を浴びて、
ハンカチノキのように力を抜いて風にゆらゆら。
せっかくのお散歩。木々を見ながら楽しみましょう!
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