これから秋の紅葉が始まり、カエデの季節。
いこいの森公園には、3種類のカエデが植栽されています。
葉の形、実の形が微妙に異なっていますので、ぜひ違いを探してみてください!
まず1つ目は、よく植えられているイロハカエデ。
イロハモミジとも言われますが、
二つ並んだ種子が一直線に並んでいるような実です。
葉は5~7裂し、付け根の部分が広い角度になっています。
2つ目は、ヤマモミジです。
二つ並んだ種子が逆V字型になっていることが特徴的。
葉は5~9裂し、イロハカエデとよく似ていますが、
葉の付け根の部分がV字型で狭い角度になっています。
3つ目のカエデは、オオモミジ。
実は、イロハカエデにとても似ています。
葉は、5~7裂します。
形の違いは分かりにくいかと思いますが、
よく見るとイロハカエデやヤマモミジと比べて
葉の周りにあるギザギザ(鋸歯と呼ぶ)が細かくなっています。
イロハモミジは紅葉系、ヤマモミジとオオモミジは黄葉にも紅葉にもなるようです。
黄葉・紅葉とともに、葉の形を比べてみると面白いかもしれません。
木々の葉っぱが日に日に色づくこの季節。
ぜひ、いこいの森公園に足をのばしてみては。
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