西東京いこいの森公園と周辺の市立公園ブログ

2021年12月24日谷戸せせらぎ公園でかいぼりを実施しました!

12月21日に、谷戸せせらぎ公園の自由池でかいぼりを実施しました。

池の水を抜いたあとは、いよいよ調査のため生き物の捕獲!

その他、ポイ捨てされたゴミなどの回収と

池に増えすぎていた植物「ガマ」の根っこも部分的に除去しました。

 

捕獲した生きものたちは、専門のスタッフが種類ごとに仕分けを行います!

仕分けした生きものは、水槽に展示!

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さらに、近隣の小学校や保育園の子どもたちに、

見つかった生きものやかいぼりについて、レクチャーを行いました。

子どもたちはみんな解説に夢中になっていました!

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今回見つかった生きものは、ギンブナ、モツゴ、メダカといった魚類のほか、

過去に行った調査では見つからなかったトンボ(クロスジギンヤンマ)のヤゴが確認できました。

季節を通して他にも、トンボが多く飛来し生息している可能性があります。

今後が楽しみです!

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今回のかいぼりの成果については、

情報をまとめた掲示を谷戸せせらぎ公園内に設置する予定です。お楽しみに!

 

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かいぼりとは?

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かいぼりとは、日本の伝統的なため池の管理方法のことです。

稲作を終えた秋季から冬季にかけて、池の水を抜いて様々な作業を行います。

農業で使う大切な水を維持することが、一番の目的です。

しかし最近、都市部、公園、神社、お寺などの池では、かいぼりを実施する目的が変わってきています。

生態系や景観の回復のための切り札として行われるようになってきたのです。

詳しくは、こちらをご覧ください!

かいぼり本舗 – 楽しく、正しいかいぼりの情報サイト (kaibori.info)

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2021年11月27日紅葉が進んでいます@いこいの森公園

少しずつ冬らしい寒さがやってきていますね。

いこいの森公園では紅葉が進んでいます!

雑木林の様子がこちら。

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コナラやクヌギなど、どんぐりのなる樹木が、

鮮やかな黄色やオレンジ色に染まっています。

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場所によっては真っ赤なモミジの仲間も見られます。

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数えるのが大変なほど、たくさん実った赤い実。

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こちらはイイギリの実です!

野鳥たちにはそれほど人気が無いようで、食べられずにたくさん残っています。

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花の少ない時期ではありますが、冬咲きの桜が開花しています。

慎ましく咲く様子がかわいらしいです。

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寒さとともに、少しずつ変わっていく公園の様子を、

ぜひ、ゆっくり散策しながらお楽しみください。

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2021年9月30日ジュウガツザクラと秋の木々@いこいの森公園

9月初めから咲き始めたいこいの森公園のジュガツザクラ。

木全体に花が咲き、晴れの日も曇りの日も、明るい彩りがパッと目を引きます。

1_ジュガツザクラ

 

ハナミズキの葉が色づき始め、緑の木々とのグラデーションが美しく、

日々の色の移ろいが楽しい季節です。

2_ハクウンボクとハナミズキ

 

実はつややかな赤!緑残る葉に赤が映えています。

3_ハナミズキ実_アプローチ

 

ハクウンボクの大きな緑の葉の下では、

茶色い実が顔をのぞかせて、ランプのようなかわいい姿。

4_ハクウンボク実ふたつup

 

シラカシは常緑樹。一年を通して濃い緑色の葉です。

ドングリを探していたら、ハラビロカマキリを発見!

カメラを向けられてゆっくり立ち上がりました。

このポーズ、原っぱ広場で見たような??

5_ハラビロカマキリ_遊具シラカシ

 

色づく葉や個性豊かな木の実、

大きく育ったバッタやカマキリに出会える季節、

ゆっくり歩いて秋の始まりを楽しみたいですね。

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